NTTフレッツ光と他の光回線サービスとの違い

NTTフレッツ光とIIJmioひかりの決定的な違いとは?

結論から云うとNTTが提供するフレッツ光の料金にはプロバイダ費用が入っていません。インターネットを利用するには別途プロバイダ契約が必要です(NTTフレッツ光でインターネットを利用する場合=フレッツ光回線契約+プロバイダ契約)。

 

フレッツ光を契約している場合、『接続はフレッツ光、プロバイダは○○』という言い方をします。

これがIIJmioひかりを筆頭とした光コラボ事業者の光回線サービスとの決定的な違いでIIJmioでは光回線契約とプロバイダ契約をセットにして月額5,456円で提供しています(税込み、戸建ての場合)。フレッツ光で戸建て向けのサービス『フレッツ光ネクスト ファミリー・ギガラインタイプ』は月額5,940円、これに約1,000円前後のプロバイダ契約が追加となって合計で約7,000円の月額費用です。
(光コラボ事業者とは⇒NTT東西から光回線の設備を借り受け自社のサービスとセットにして独自の光回線サービスを提供する事業者のこと)

NTTフレッツ光とIIJmioひかりの料金比較

NTT東西 
フレッツ 光ネクストファミリー

IIJmioひかり
接続回線月額費用 5,940円/月 5,456円/月
プロバイダ費用

約1,000円/月
※プロバイダによって異なる

0円
※上記回線月額費用に含む

合計 約7,000円/月 5,456円
IIJmioひかりはフレッツ光と比較して月額約1,500円安い!

光コラボ事業者のサービスは概ねフレッツ光の回線料金だけで回線とプロバイダ両方を補えてしまう料金設定です。

NTTフレッツ光と光コラボ事業者のサービスの違いと料金の関係

まとめると違いは以下の2点です。

NTT東西のフレッツ光にはプロバイダ契約が別途必要
光コラボ事業者のサービスは回線契約とプロバイダ契約がセット、さらに費用はフレッツ光の回線契約とほぼ同等
NTTフレッツ光が高い理由

NTTのフレッツ光は高いです。IIJmioひかり以外の他の光サービスと比較しても高いです、断言します。これには理由があって2015年に光コラボレーション事業者という仕組みをNTT自身が提供、光回線市場の拡大と付加価値提供を目指しました(総務省からも市場開放の依頼があった)。NTTは光コラボ事業者に光回線を卸しているのでフレッツ光を契約してくれなくても痛くも痒くもないのです(もちろん回線あたりの利益は減ったでしょうがそれ以上に回線契約数は増えた)。だからNTT東西には値段を安くする必要性がありません

 

既にお分かりかと思いますが大事なので改めて書きます。NTT東西のフレッツ光は契約してはなりません(法人は別)。光回線を契約するならIIJmioひかりなど、光コラボ事業者のサービスを利用しましょう。